細井先生が「松(待つ）、菊(聞く）」が大事だと言ってた。渡辺先生が「いつでも草取りを手伝うから」と言ってた。逆井先生は「みんなが好きだ」と言ってた。堀切先生は「一番に話したかった」とスネてた。小堀先生は「君たちは特別だ」と言ってた。

あの頃、僕らは毎日毎日、先生方の叱咤激励、応援、励ましの中にいた。ぶつかったり、反抗したり、口をきかないこともあった。13歳から15歳のわずか3年間の時間は、どうして40年経っても色あせないんだろう…偉人でもなく、大臣でもなく、主君でもない…僕らの時代には、いつも先生方がいらっしゃいました。

本日は、御出席、ありがとうございました。

2018年6月6日、北千住、某居酒屋。
梅ちゃんと最後の結束会で、一杯飲みました。そもそもこの日私は、北千住に来る予定はありませんでした。前々日、梅ちゃんから会場レイアウトが心配だと連絡が入り、そこからLINE上で、私と梅ちゃんとで議論すれどもすれども、共に合意しない。長い長いLINE上のやり取りの末、現地に行こう、となった。おそらく他の幹事さんたちは2人の議論をヒヤヒヤと読んでいたことでしょう。タピルージュ に入って、会場担当者と現場を見ながら色々と相談すると、2人の議論の噛み合わないところは、ひとつづつ解消し、上記のように最後の結束会になったのでした。

7年前、佐藤真弓ちゃんに背中を押され、学年全体で大きく同窓会をやろうと梅ちゃんに持ちかけたのは私でした。それまで大規模ではないにしろ、親しい友人を集めて何度か同窓会を開き、今の土台を築いてくれていたのは梅村さんです。本人は照れるでしょうが、会場レイアウトの細部にもこだわるようなその想いが無ければ、こうしたプロジェクトは何かが破綻します。……仕事でも何でも、そういう一生懸命さに、私は心を打たれるし、とことん付き合おうと思います。

「梅ちゃんと一杯飲みました…」と書きましたが、ちょっと嘘です。梅ちゃんはお酒が飲めません。日本酒飲んで、いい感じで酔っ払ってる私と、コーラでそれに付き合ってくれた働き者のうめちゃんに、感謝しながら同窓会を迎えようと思います。
満太郎